今回は、オーダーカーテンにする場合に当店にご来店されるお客様がデザインをなかなか決められないという悩みを抱いていらっしゃる方は少なくないのです。オーダーカーテンをご希望されるお客様は、ご自身のお住いのインテリアにこだわりを持たれています。自分のお気に入りのお部屋にしたいと思う反面、失敗したくないという思いも持たれています。そこでオーダーカーテンを選ぶ時のポイントをお伝えしていきたいと思います。「今、いろいろと調べているけど決めきれない」という方へ少しでも参考になればと思います。
オーダーカーテンとは?
カーテンには大きく三つの種類があります。種類と言ってもカーテンの販売方法における製造方法といったほうが正しいかもしれません。その中で三つの方法で作られていますので説明していきたいと思います。1つは既製品のカーテン、2つ目はイージーオーダーカーテン、そしてオーダーカーテン。既製カーテンは、殆どが一定のサイズで大量生産を目的としているために作られるカーテンです。既製カーテンは、主に量販店などで取り扱われていることが多いカーテンです。その次にイージーオーダーカーテンですが、イージーオーダーカーテンとは、サイズの大きさのオーダーができるカーテンになります。生地や縫製などは、既製品と殆ど同じでデザインや縫製などは既製のものを使用していきます。昨今では、窓の大きさも家の造りによって多様化しており、サイズに合わせて費用的にも少し抑えたいという場合は、イージーオーダーカーテンがおすすめだと思います。そしてオーダーカーテンですが、オーダーカーテンは、生地やデザイン、サイズも自由に選べ、縫製も丁寧に仕上がります。カーテンもお部屋のインテリで重要度の高い要素です。特に新居へのお引越しやリフォームなどでお部屋のイメージを変えたい時などには、妥協せずにデザインを選べるという点では、オーダーカーテンは最も有効な方法になります。ここまでそれぞれの説明をしてきましたが、ポイントは、どこまでこだわるかということになります。ただどのカーテンでも部屋のイメージをこうしたいという部分で選ぶ工程は変わりません。その選べる幅がどの程度あるかということが違ってきます。
デザインを選ぶ時のポイント
お部屋の雰囲気に合わせたカーテンのデザイン選びは重要になってきます。近年の住宅のトレンドとして壁紙のデザインをシンプルにする傾向があるのでカーテンのデザイン1つで、お部屋の雰囲気もガラッと変わってきます。お部屋に対して何を求めるかでデザインを決める基準も変わってきます。例えばリビングの場合なら、リラックスした空間にしたいという場合は、落ち着いた感じのシンプルなデザインが良いと思います。逆に知人や親族を呼ぶ機会が多い方はなら、店舗のように家具や雑貨に合わせてデザインを決めていきながら居心地よく楽しめる空間を演出するデザインを選択していくという方法もあります。また寝室などの場合は、外から視界を遮られるようにしたいと考えたりする方もいます。暗くしないと寝られない方などは、外の街頭などの明かりを感じさせないように遮光などに気を使うなど、機能を重視される方が多いです。ただ遮光カーテンの場合は、デザインの種類が多くないのでデザインの選択肢が限られてきます。その場合は遮光などではない普通のカーテンに裏地をつけて遮光カーテンのような機能を持たせるようにもできます。これはオーダーカーテンだからできるメリットです。
お客様がオーダーカーテンを選ぶ時によくある悩み
オーダーカーテンを作ると決めたときに自由度が高い分、自分の理想通りになるか?お部屋に合うのか?など不安に感じる方もいらっしゃいますが、多くの方がカーテンを選ぶ時のよくある悩みは、オーダーカーテンを提供するお店ですと展示品の点数もかなりあります。そうすると自分の好みのデザインが多数、候補に挙がり選べなくなってしまうということがあります。当初はカーテンを選びに来たのにブラインドやロールスクリーンを見てしまうと種類の選択肢も増えて選べなくなってしまうなんていうこともあります。これは既製カーテンにはない嬉しい悩みです(笑)そんな場合は、当店ですとカーテンの貸し出しや壁紙・レール・カーテンのトータルコーディネートボードを作成し、サンプルを使用して全体の雰囲気をイメージできるようにすることも可能なのでイメージがしやすくなります。そしてもう1つが値段のことです。オーダーカーテンは当然、既製カーテンより値段は高くなります。新居にお住いの場合はカーテンの設置場所も多岐にわたる為、総額がどうしても気になるところです。その場合は全体の金額を想定して例えばリビングは、どうしてもこだわりたいという方には、他の部屋や寝室などは、それほど価格の高くないカーテンを選んで頂きながら予算内に収まるような提案をしていきます。デザイン・価格も含めてオーダーカーテンを取り扱う店舗には、インテリアコーディネーターがいることが多いので、まずは相談しながら自分の希望を叶えていくことが望ましいと思います。
カーテン選びで忘れてならないカーテンレール選び
カーテンを選ぶのと同じぐらい大事なのがカーテンレール選びです。カーテンレールは、カーテンのデザインや部屋全体のデザインに合わせて選んでいく必要があります。カーテンレールにも種類があり、ステンレスやアルミの素材を使ったシンプルなデザインのカーテンレールやオーダーカーテンのデザインに合わせたウッドレール、アイアンレールなどのデザイン性のあるカーテンレールがあります。色合いも明るめの色からシックな重厚な色合いまであります。カーテンとの組み合わせによってお部屋の雰囲気も変わってきますのでオーダーカーテンでカーテンを製作される時は、カーテンレールのことも考えておくことをおすすめします。
1.TOSO・ルブラン22
装飾性のあるブラケットで魅せるアイアンレール。ナチュラルからヴィンテージまでコーディネート自由
2.TOSO・モノ16
無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。若い方にも使っていただきたい装飾レール
3.タチカワ・ファンティア
静音性に優れカラーバリエーション豊か、サイドキャップのデザインも豊富です。
オーダーカーテンのコーディネート例
オーダーカーテンのコーディネート例をいくつかご紹介していきます。デザインはもちろんですが、お部屋のシチュエーションに合わせた機能的な面もご紹介できればと思います。
マリメッコ切替えスタイルカーテン
お好みの生地をカーテンにするルーミストオリジナル縫製カーテン。西日の強い窓には遮光裏地を付けて縫製することで日焼けや日射熱を防ぎます。
ウッドブラインド+遮熱ロール
暑い夏を乗り切る遮熱ロールスクリーンと遮像調整できるウッドブラインドのダブル施工。日差しや日射熱を遮っても暗くならない工夫
クロスオーバースタイルレース
優雅な窓辺の演出。中央部を重ねてたっぷりとした生地感を楽しむエレガントスタイルのレース
バランス付きカーテン
クラシックスタイルの代表的・バランス(上飾り)付きスタイル。重くなり過ぎないストレートバランスの裾にはフリンジを付けて優雅さをプラス、カーテンレールのほかにバランス用船用レールが必要です。
切替え手直しカーテン
お手持ちカーテンのサイズ直しに切替えスタイル。お気に入りの輸入カーテンのサイズ直しにタテに生地を切替てサイズ調整しました。
裏地付シェード
裏地を付けてテレワーク用に陽射しを遮ってPC画面の写り込みや眩しさ軽減に裏地を付けて、生地の傷みも防ぎます。