住宅が完成する前からご相談いただいていたK様宅の納品が終わりました。
最初に予算見積もりをご希望されたときはすべての窓にロールスクリーンとのことでしたが、スクリーンは下ろすと風通しが悪く上げると透けてしまうので他のご提案をさせていただきました。
ショールームで見ていただいたダブルシェードを気に入っていただき、このスタイルをレースはそのままで厚地を変更して仕上げました。
透け感の強いシアーをフロントに、シルバーグレーの軽めの厚地をバックにし、白ベースのダイニングに重さを感じさせないようにしました。
ダーク色のアクセントを入れたリビングは三連の窓、下はFIX窓で上は開けられます。
こういった窓ちょっと困っちゃうんですよ、下のFIXは透ガラスなので何かしないといけないけど、オープン窓の仕様によっては不向きな商品もあるんです。
今回は直接覗かれる心配がないこともあってダイニングと同じダブルシェードとしました、場合によっては三連装のシェードというのもいいですね。
そうそう、現調に行ったときはまだエアコンが入る前、十分にサイズに余裕を持ったつもりでしたが納品当日はエアコンがこの位置に。
最近は室内配管を見えないようにカバーすることもあるんですね、次回はここも打合せポイントにしなくてはなりません。
寝室の掃き出し窓はお隣のクローゼットのドアがレールに引っかかってしまう位置、使っているうちにドアに生地が付いてもいけません。
ここはベランダへ出る位置、開け閉めは楽なほうがいいですね、そこでレースは窓枠内に納め、シェードはシングルで窓を覆うように遮光生地でお作りしました。
アクセントウォールの壁紙より薄めのカラーでシェードとロールスクリーンをチョイス、重くなりすぎない大人の空間になりました。
お嬢様のお部屋にチョイスしたのは「ピンク」、赤が強すぎるときつくなるし柔らかい色にすると子供っぽくなる、そこで少し大人っぽいシャビーピンクのニュアンスのある生地をチョイス、合わせるスクリーンもライトシルバーで年齢が上がっても使っていただけるコーディネートとしました。
気が付かれたかしら?カーテンが付いてる窓実はクローゼットのドアが開くとカーテンたまりが邪魔になるんです。「両開き」で設定していたスタイルを急遽「左寄せ」の片開きに変更し使い勝手を良くしました。
ご相談・打合せさせていただいた担当者が現調いたしますのでこういった小さな問題もクリアして納めさせていただきます。
安心してお任せください。