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正統派緞帳の掛替え

某工務店さんからのご紹介で、幼稚園の緞帳掛替のご相談を受けました。

開園当初に設置したホールの電動式緞帳の幕体が、日差しの良い設置場所の為日焼けして擦れてしまったようです。

そこでメンテナンスを兼ねて緞帳の幕体交換をすることとなりました。両引きの緞帳掛替の経験はあるものの、巻上げ式の緞帳交換の経験はなく、メーカーのコントラクト担当者に同行してもらいました。

(ネットより・こういう感じの緞帳を掛替えます)

 

サイズ確認と政策についての細かい確認の打合せをして掛替えへと進みます。

行事や式典時に使う緞帳は平時は上げたままにしていることが多いと思いますが、そうすると畳み上げた生地にホコリがついたり一部に太陽光が差して焼けてしまうのだそうです。一部、変色しているのは大事にしすぎてホコリ焼けしてしまったってことですね。

 

緞帳を巻き上げるためのワイヤーは10年程が交換時期でもあり、固定している個所は傷んだり癖がついていたりするので再利用に適しません。そこでワイヤーも交換します。

 

緞帳本体を上げる5本のワイヤーを交換し本ワイヤーに繋げます。

 

その後古い緞帳を外し、新しい緞帳を吊元バーに取付けワイヤーを通します。

 

 

長さ調整をしてからワイヤーの長さを固定します。

 

何度か上げ下げし、最終チェック。表生地も裏生地も張りがあるのでまだ落ち着かない感じですね。

 

ホールから観賞したとき園児の姿がちゃんと隠れるように長さを調整しました。

これでお楽しみ会に間に合いました。

今年度の卒園式や来春の入園式はこの緞帳が活躍してくれることでしょう。

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